さんさか ネルドリップ珈琲と本と

ストレート珈琲

コロンビアスプレモ(中煎り)

  ・強くもあり柔らかで上質な酸味が特徴的
  ・酸味が生かされた中煎りですが、後味に甘い香味が広がります。
  ・“スプレモ”とはスペイン語で最上級を意味する言葉。ブラジルに次ぐ世界第2の
   珈琲生産国、コロンビアの名品です。

タンザニア(深煎り)

  ・柑橘系の甘い酸と華やかな香味、ほどよい苦味とコク。
  ・別名キリマンジャロと聞くと酸味が特徴的な銘柄ですが、芯までしっかり煎ること
   で酸味の印象は控えめに、甘いコクと苦味のある心地よい珈琲です。

どちらもストレート珈琲としてベーシックな銘柄です。
特にタンザニアには思い入れが強く、初めて飲んだときのガウディさんのタンザニアがあまりにも衝撃的だったのをよく覚えています。
自分でお店を開こうと考えるようになったきっかけでもあります。
コロンビアスプレモは酸味が特徴的で今回がお店でお出しするのは初めてです。自分が酸味のある珈琲が苦手というか、深煎りの苦くて甘いのが好きなのでガウディさんの豆を使わせてもらっていますが、ネルドリップで抽出するようになって、浅い煎りの上品な酸味も楽しめるようになりました。
どこの国の貴重な豆だとか、有名な誰それが焙煎したとか、もちろん味の重要な要素ではありますが、どうやって抽出するかでも大きく味は左右されます。ネル、ペーパードリップ、フレンチプレスやサイフォンなど抽出方法も様々なのも珈琲の面白いところです。珈琲の好みは人ぞれぞれで、酸味が好きな方、苦味が好きな方のどちらのお好みにもマッチする2種類です。