さんさか ネルドリップ珈琲と本と

珈琲教室振り返って

先週の日曜日の珈琲教室
休日の朝早い時間にもかかわらず、4名の方がご参加くださいました。
以前は営業を終えて夕方にスタートしていたのですが、休日の営業後だと
私の体力が続かないのと、夕方より朝のほうが味覚が鋭いのも好都合です。
これからもご要望いただければ、可能な限り日曜の朝から開催したいと考えております。
 
幾度かの珈琲教室を終えるたび、より分かり易い伝え方があるのにあとから気がつくもので
次回に活かそうという思いとともに、教える側にも収穫があるのでこちらとしても大変有意義に感じております。
今回も道具を揃えたばかりの方が参加されたので、レジュメを用意したのですが
詰めが甘く、すぐさま推敲して幾分使えるものになったはずです。
 
詳しいことはご参加された方だけのものとして、どんなことをやっているかと申しますと
飲み比べに多くの時間を割いており、今回を踏まえての次回以降のプログラムは
・基本のドリップと さんさかのドリップの違い
・台形と円錐フィルターの道具の違い
・蒸らし時間の違い 蒸らすことの目的と重要性
・抽出温度の違い
などで、ご要望に応じてネルとペーパーの違いや、フレンチプレスの一長一短も
興味を持ってもらえるのではと考えております。
 
自分が珈琲を淹れ始めたころの20年前
専門書や雑誌の珈琲特集の淹れかたに始まり、美味しい珈琲屋さんの見よう見真似
だったような時代とは違って、今はいつでもどこでも検索して調べることができ、さらに
は動画を見ればとりあえずのことは解決します。
いろんなことを知っている皆さんに負けないよう、そこらへんに出回っている常識をひっくり返そう
と、それなりの受講料に見合うよう有意義な内容にすべくいろいろ練っている次第です。