さんさか ネルドリップ珈琲と本と

フレンチトーストをメニューに加えました。

“パン・ペルデュ(失われたパン)” とフランスでは呼ばれるそうです。
固くなってしまったパンを、卵や牛乳に浸してよみがえらせたことから名づけられたといいます。
ラスクもそうですが、残り物の固くなったパンを美味しく食べるアイデアですね。
日本では耳を落とした四角い食パンで作られたものをよく見かけますが、これは国内の有名ホテルが発祥のようです。
西洋から来たレシピをもとに日本独自に進化を遂げたとも言えます。

さんさかでは厚切りのパン・ド・ミ(山型パン)を使ったフレンチトーストです。
卵と牛乳に浸す前にパンにちょっとひと工夫することで中まで浸みこみ外はカリッと香ばしくなります。
アーモンドの香ばしさと甘く香るバニラ、バターの風味とともに食欲をそそります。