さんさか ネルドリップ珈琲と本と

結婚する二人へ

祝婚歌
この春から夏にかけて、元同僚、従妹、友人とおめでたいことが重なりました。
お祝いのギフト選びで悩んでいたのですが、ふとある詩を思い出し
谷川俊太郎編の「祝婚歌」という詩集を贈ることにしました。  →  →  →  →

   “正しいことを言うときは少しひかえめにするほうがいい
   正しいことを言うときは相手を傷つけやすいものだと気付いてるほうがいい”

という一節が有名な吉野弘さんの祝婚歌という詩が収められているからです。
政財界でもこの部分を引用することが多いようで、偶然この詩に出合ったのもビジネス書のようなものでした。
二人が睦まじくいるためには
  
原作は吉野弘著の「二人が睦まじくいるためには」の第1編に収められていますが  →  →  →  →
本のタイトルが「祝婚歌」とストレートで、ケースに入った装丁や大きさもギフトに向いていたので
原作ではないですが谷川俊太郎編の本を贈ることにしました。
  
でもたしかに、正しいことを言うときは強い口調になりがちかもしれません。
相手の気持ちより正論が優先して..特に男性は。